紙粘土にアクリル絵の具で色を付ける!美しい仕上がりのコツも♪

豆知識

紙粘土は扱いやすく、老若男女に人気のクラフト活動として広く愛されています。

準備から片付けまで簡単なため、創造的な時間を存分に楽しむことができます。

特に、5月や6月には母の日や父の日のギフトを作るために、保育園や家庭での工作活動が活発に行われますし、夏休みは自由研究の工作などで活躍しますよね。

そんな紙粘土を使ったクラフトで色付けを行う際には、アクリル絵の具を使用することをおすすめします。

アクリル絵の具を使ったことがないという方も多いかもしれませんが、アクリル絵の具を使うことで、色の鮮やかさを長持ちさせることができます。

ここでは同時にひび割れを防ぐ方法もお伝えしますね。

これらのポイントを踏まえて、自分だけの特別な作品を完成させましょう。

アクリル絵の具で紙粘土に色を付ける:成功への3つのステップ

アクリル絵の具を使用して紙粘土に色を付ける方法には、いくつかの簡単なテクニックがあります。

これらのコツを身につければ、初心者でも簡単に魅力的な作品を仕上げることができます。

この活動は大人から子供まで広く楽しむことができ、4、5歳以上の子供たちも指示に従うことができるため、家族でいっしょに取り組むのにも適しています。

以下の3つのステップを実践し、美しい紙粘土作品を完成させましょう。

1. 紙粘土が完全に乾くのを待つ

作品を形成したら、少なくとも一日以上放置し、紙粘土が完全に乾燥するまで待ちます

充分に乾かないと紙粘土が筆についてしまったり、色を塗る際に紙粘土が崩れたり形が変わったりする恐れがあります。

乾燥は風通しの良い平らな場所で行ってください。

2. 水を少なめにして絵の具を調整する

絵の具を水で薄める際は、水の量を少なめにすることがポイントです。

これにより、紙粘土が過剰な水分を吸収しすぎず、乾燥後の色むらや再度の乾燥作業を避けることができます。

3. 一つの色が乾燥してから次の色を塗る

複数の色を使用する場合は、一つの色を塗った後、それが完全に乾燥してから次の色を塗ります

これにより、色が混ざることなく、はっきりとした色分けを行うことができます。

手間にはなりますが、違う色を塗る際には半日くらいは乾燥に時間をかけましょう。

追加情報:アクリル絵の具とニスの相性

アクリル絵の具はニスと非常に相性がいい絵の具です。

アクリル絵の具自体が乾きやすく色持ちのよい絵の具ですが、ニスを塗ることでさらに色の鮮やかさが保たれ、作品の耐久性が向上します。

美しく長持ちする仕上がりを目指す場合は、ニスの使用を検討してみてください。

紙粘土にアクリル絵の具でひび割れが出た時の対処法

紙粘土で作品を作っていると、アクリル絵の具を使用する際にはひび割れが起こりがちです。

せっかく作った作品にひび割れを見つけた時のなんともいえない悲しい気持ちは、子供だけではなく大人でも感じることがあるかもしれません。

しかし、ひび割れに適切に対処する方法を知っていれば、冷静に美しい作品を仕上げることができます。

ひび割れしてしまったら、ぜひ以下の対処法を参考にしてみてください。

1. 製作中にひび割れを見つけた場合の修正法

紙粘土は開封後速やかに乾燥を始めるため、製作中にひび割れが発生することがあります。

この場合は、指先で少し水をつけて紙粘土に練り込むことで、ひび割れを修正できます。

これにより、乾燥によるひび割れの進行を阻止することが可能です。

ひび割れた時に対応できるように、汚れても大丈夫な容器に水を入れておくと、すぐに水をひび割れの部分に加えられます。

2. 乾燥中にひび割れを発見した際の対応

紙粘土が乾燥している途中でひび割れを発見した場合、ビニール袋を使用して作品を覆うことで、水分の蒸発を防ぐことができます。

乾燥後、ティッシュペーパーで覆いなおし、さらに半日放置することで、ひび割れの拡大を抑えることができます。

3. 乾燥後に発生したひび割れの修正

完全に乾燥した後にひび割れが見つかった場合、単に絵の具を足してしまうとひびは逆に目立つことがあります。

効果的な方法は、残った紙粘土を水で柔らかくしてから、筆を使用してひび割れ部分を充填することです。

ただし、この方法を使用する際には、筆が傷まないよう注意が必要です。

使い終わった筆はしっかりと洗ってからしまいましょう。

アクリル絵の具はどこで買える?

アクリル絵の具は画材屋さんに行かないと買えないようなイメージがあるようですが、実はけっこうあちこちで購入できます。

画材店、ホームセンター、文房具屋オフィス用品を扱っている家電量販店、100円ショップ、イトーヨーカドーなどで買うことができるので、意外と手に入れやすい絵の具だったりします。

もちろんネットでも購入できますよ。

【まとめ】初心者も簡単!紙粘土にアクリル絵の具で色をつける方法

紙粘土は扱いやすく、初心者でも手軽にクラフトプロジェクトを楽しめる素材です。

失敗する可能性が低いため、どなたでも簡単に始められます。

アクリル絵の具を使って紙粘土に色を付けると、作品に自分だけの特別なタッチが加わり、作成した作品への愛着も深まります。

ですが、アクリル絵の具が家にあるという家庭はそう多くはないかもしれません。

なのでこの記事を読まれたら、よろしければアクリル絵の具を購入されるのもいいかもしれません。

ここに紹介する簡単なポイントを参考に、オリジナルの紙粘土作品を仕上げてみてください。

何よりも、制作過程を楽しむことが大切ですね!

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