関門トンネル人道は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区を結ぶ、日本唯一の海底を通る歩行者専用トンネルです。
自転車や原動付バイクも通行可能で、多くの旅行者や地元の人々に利用されています。
この記事では、関門トンネル人道へ楽にアクセスする方法を多角的にご紹介します。
車での直接アクセスだけでなく、電車やバスなどの公共交通機関を利用した便利なルートも詳しく解説しています。
また、門司港を巡る観光列車「潮風号」を使ってトンネルにアクセスする方法もご提案します。
この列車を利用するルートは、訪れる人々にとってユニークな旅の一部となるでしょう。
公共交通を使って、快適かつ効率的に関門トンネル人道を訪れる方法をぜひお試しください。
関門トンネル人道へのアクセス方法と駐車場情報
関門トンネル人道は、山口県の下関市と福岡県の北九州市門司区という二つのエリアからアクセスが可能です。
下関側駐車場
特に下関市側には広い駐車場が整備されており、「関門トンネル人道 下関側第一・第二駐車場」として親しまれています。
- 第一駐車場:16台
- 第二駐車場:19台
合計35台の車が停められます。
門司側駐車場
一方、門司側の「関門トンネル人道 門司側駐車場」はスペースが限られており、最大で7台しか停めることができません。
この駐車場が満車の場合、「和布刈公園 塩水プール横駐車場」を代わりに利用することができ、ここには90台を収容するスペースがあります。
この状況は、近くの小さなスーパーマーケットが満車の時に、少し移動してより大きなショッピングモールの駐車場を使うのに似ているのではないでしょうか。
特に門司側が混雑している時は、少し歩いて広い駐車場を利用するのがおすすめです。
関門トンネルへの公共交通利用ガイド
下関から
下関エリアからは、JR下関駅を出発点としてバスに乗車し、約12分で御裳川(みもすそがわ)停留所に到着します。
ここからは目的地がすぐ近くにあり、アクセスが非常に便利です。
門司から
一方、門司エリアからアクセスする場合は、西鉄バスを利用し「関門トンネル人道口」停留所で降りれば、トンネルへ直接行くことができます。
また、門司港レトロ観光線を使うという選択肢もあり、この場合は「関門海峡めかり駅」で下車し、そこから徒歩約7分でトンネルの入口に到達します。
これらの公共交通ルートを活用すれば、関門トンネルの観光スポットへ効率的にアクセスすることが可能です。
交通手段をうまく組み合わせて、快適な旅行を楽しみましょう。
関門トンネル人道は歩行者通路
このトンネルは本州と九州を結ぶ唯一の歩行者通路として、多くの人々に日々利用されています。
トンネルは毎日朝6時から夜22時まで開放されており、歩行者は無料で通行できます。
自転車や原付バイクは通行料として20円が必要です。
このユニークなトンネルは、二つの地域を直接繋ぐ貴重なルートとして、訪れる人々にとって魅力的なポイントとなっています。
関門トンネル人道で味わう非日常の体験
関門トンネル人道に向かうエレベーターは、地上から海の底へと静かに降下します。
エレベーターの入り口では穏やかな雰囲気が演出され、海底に到着すると、そこは開放的で明るく広がるホールが訪れる人々を迎えます。
ホール内には観光案内所と様々な広告のポスターが掲示されており、訪問者の興味を引きます。
エレベーターは特異で、到着時には開いた逆側のドアから出入りする設計となっています。
このトンネルは観光客に限らず、地元住民にも広く利用されており、ウォーキングや運動、通勤通学の手段としても活用されています。
交通面で車の心配が無いため安心な上、天候に左右されずに年間を通して快適に利用することができます。
さらに、トンネル内部は適切に空調が管理され、常に清潔で新鮮な空気が供給されているため、海の下でも安心して快適に過ごせる環境が整っています。
関門トンネルで楽しむユニークな県境散歩!
関門トンネルは、下関市側の入口から始まり、門司区側へと一直線に伸びており、全長を歩くのに約15分かかります。
歩行者はトンネル内で右側を通行し、中間地点までがゆるい下り坂で、そこから先は門司側に向かって徐々に上り坂になります。
このトンネルの見どころの一つは、福岡県と山口県の県境を示す特別なマークです。
県境は白線で明確に示されており、名前が記載されています。
海の底で県境を跨ぐのは、国内でも珍しい体験であり、多くの訪問者が感動的な瞬間として記念撮影を楽しんでいます。
この地点は訪問者が集まりやすいため、時には混雑することがあるので注意が必要です。
県境を越えた先には特に目立つ観光スポットはないので、特に小さいお子さんを連れての散策では、少し物足りないかもしれません。
門司側出入口:穏やかな関門海峡の風景
門司側の関門トンネル出入口は、静かで落ち着いた雰囲気を持つ関門海峡のすぐそばに位置しています。
出口の近くには、海峡を見守る神様が祀られている和布刈(めかり)神社があります。
この神社は訪れる人々に安らぎを与え、またその周辺では、海峡の美しい景色や、通り過ぎる船、潮の音を楽しむことができます。
これらの要素が組み合わさって、訪問者にとって非常に心地よい体験を提供しています。
【まとめ】関門トンネル人道を活用するためのアクセスガイド
この記事では、関門トンネル人道へのアクセス方法を詳しく解説しました。
これらの情報は、歩行者がトンネルを利用する際にとても役立つでしょう。
実際に訪れると、予想もしなかった発見や楽しみが待っているかもしれません。
訪問者の皆さんには、このユニークなトンネルを通じて、忘れられない素晴らしい体験をしていただきたいと思います。